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中劇場6

注:この作品はフィクションです。

〜前回までのあらすじ〜(既に本人がウロ覚えなので^^;)
ついに恐れられていた古の邪神キャシアーヌが復活。
ある日謎の仮面夫婦(嫌な名前だ・・・)の術の力を使い、姫の夢に侵入したキャシアーヌは、己を封印した一族の子孫である姫の生気を吸い取る。姫、ピンチ(爆)。





私の力のほとんどを吸い取ったキャシアーヌは、全身から妖しい光を放って微笑んでいました。
何て恐ろしい魔力の持ち主・・・!
この邪神が完全に復活した時には、世界は再び闇に包まれることでしょう。

「アジャーノン、王子・・・」
次第に気が遠くなってきた私は、最愛の人の名を呟いたのでした。
最期に、どうしても会いたかった・・・あの人に。

「姫!姫!目を覚ますんだ!!」
「・・・王子!!?」
そう、私はこの時、確かに彼の声を聞いたのでした。反射的に彼に答える私。
「王子!?どこなの・・・?助けて・・・!!」
「チ!姫の意識が戻る・・・」
邪神が忌々しそうに舌打ちをしたのはその時でした。
「ウッチコーネ!後は任せたぞ!」
「きゃ・・・」
突然辺りの気配が一変し、キャシアーヌは、私が目を開けていられないほどの光を放ち始めました。
妖しい、紫色の光を・・・。




「キャシアーヌ!?・・・それに・・・王子?王子!?」
私が眩しいと感じたのはほんの数秒のことだったでしょう。
今まで目の前にいたはずのキャシアーヌは、一瞬でさっきの仮面の男へと姿を変えていたのでした。

「あなた・・・何者なの?どうして邪神なんかと一緒に・・・」
「お前には関係ない」
仮面の男は明らかに苛立った様子で答えました。
「キャシアーヌがしくじったせいで、彼女が人の姿を保てなくなってしまった・・・」
「え・・・?」
私はそこで初めて、男と同じく仮面をつけていた不気味な女のことを思い出しました。
確かに彼の隣にいたのは、先ほどの女ではありませんでした。
明らかに人ではない、別の・・・
「あなた達・・・人間ではないの・・・?」
「・・・・・・」

「・・・姫、一つだけ教えてやろう。お前の妹は既にキャシアーヌの手にある。返してほしければ、お前があいつのところへ行くんだな」
「・・・!?何ですって・・・」
私が何か言いかけようとする前に、男・・・ウッチコーネは既に呪文の詠唱態勢に入っていました。
「待って!ユエ・・・ユエは無事なの・・・!?」
ウッチコーネは呪文をやめようとはしませんでした。
「・・・ソワカ!!」
彼がそう叫んだ途端目の前が暗くなり、そして・・・


「姫!・・・姫!!」
アジャーノンの声がはっきりと聞こえてきたのはその時でした・・・。
「おう、じ・・・」
私は自分が自室のベッドに寝かされていることに気がつきました。
「姫・・・良かった・・・」
王子はそれだけを言うと、私を抱きあげて何度も涙を拭っていました。
後から聞いたことですが、私は何日も昏睡状態が続いていて、医者も半ば諦めかけていたのだそうです。
その間にユエの行方もわからなくなり、私の愛するアジャーノン王子は孤独な日々を過ごしていたのでした。
「王子・・・ごめんね、心配かけて・・・」

私は夢の中で王子の声を聞いたことを話しました。そしてユエがキャシアーヌにさらわれたことも。

「王子、あなたが私を守ってくれたんだわ・・・愛してる・・・アジャーノン・・・」
「姫・・・」
「私、ユエを助けに行くわ。王子、後のことは・・・」
「っ馬鹿野郎・・・!!」
思いがけない程の大声で怒鳴られたので、私は一瞬彼が何と言ったのかさえよくわかりませんでした。でも・・・
私が思わず彼を見つめた時・・・彼は涙をためたまましかりと私を睨みつけていたのでした。
「オレが平気でいられるとでも思ってるのか・・・?姫が倒れてから今まで、オレが一体どういう思いで・・・」
「王子・・・」
こんな王子の姿を初めて見た私は、しばらくの間言葉が出てきませんでした。
ただ、王子の姿があまりにも痛々しくて・・・切なくて・・・
「王子、私・・・どうしたらいいの・・・?私だって本当は怖い・・・」
最後まで言うこともできずに、私は大声で泣き出してしまいました。
「っ・・・!ユエ・・・私が行かないと・・・ユエが・・・!」

「姫・・・」
もう一度王子の両腕が伸びてきて、静かに私たちは抱き合ったのでした。
「姫・・・怒鳴って悪かった・・・」
頬に、王子の優しいキス。
彼の温かさを感じながら、私はようやく落ち着きを取り戻したのでした。

「王子、離れないで・・・私を守ってくれる・・・?」
王子は少し笑ったようでした。
「当たり前じゃないか」
「じゃあ・・・」
「一緒にユエを助けに行くんだ。そうだろう?」
「・・・うん」
王子の顔が次第に近くなったことに気がついた私は、ゆっくりと目を閉じ、彼に身体をあずけたのでした・・・。






・・・まだ(多分もうちょっと?)続くたらーっ
もう突っ走ろうかと思います(前にもこんなことを言ったような^^;
最後がベタですんません・・・orz


それはそうと、今月末に無事誕生日を迎えることができました。
RO内でも色んな方から祝っていただき、嬉しかったです。
お祝いを下さった方、本当にありがとうございましたハート


<おまけのオフショット〜大女優と僕〜>




普段は仲良しです。。。

メルクリィ * ラグナロク日記 * 21:39 * comments(0) * -

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